エッセイ

「受容」

いつか、いつの日か私のことを丸ごと受け入れてくれる人が現れるかもしれない。そんなことを昔は考えていたものだが、そんな人など存在しない。 では、私自身は、誰かを丸ごとに受け入れたことがあっただろうか。許容と理解なら、あり得るが、受け入れたこと…

「所在はどこにあるのか」

私が、何か行動を起こしたとする。それは、私自身の責任の上で行なっていることとなる。何か特殊な事情がない限りは。しかし、時々感覚というのが不安定になるときがある。私がやったという客観的事実としては認められるが、実感がない時がある。実感として…

「残光」

(誰かの手記、もしくは隠された考え) 私は世界の全てを恨んでいる。産みの親も、家族も、地域も、学校も、地球も全て嫌いだ。もう過去のことと割り切ってしまえばいいのに、割り切れないままでいる。嫌いになったのは、とうに昔で、もうエネルギーなんて切…

「安心した空間創り」

何か新しいことを始める時、皆様はどんなことを考えているだろうか。成功したときの報酬を思い浮かべるだろうか。それとも、好きな人のことでも考えるのだろうか。人をそれぞれだと思う。 私は、気持ちが一番安定していた時を思い出す。私の中で安定とは、帰…

「色のある世界」

昔、私は色の世界が嫌いだった。いや、色を選択することが嫌いだったのだ。 「この人は何を言っているのだ」そう思う人も多いだろう。これは事実である。私は、色を識別できない機能的な問題があった訳ではない。それならば簡単に諦めがついてよかっただろう…

「自由を求める民」

あなたは、「自由」を手に入れたいと思うか?→Yes→NoYesを選んだあなた。確かに一部の人々は「自由」を追い求めているでしょう。実際にほ手に入れることは難しいが、一時的な偽物の「自由」は簡単に手に入るのかもしれない。しかし、本質的な「自由」を手に…

「rain day」

「梅雨」ー北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐって来る曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種である。…

南条あやさんの話

お久しぶりです。今年も、南条あやさんの話をしたい。去年も同じ日に記事を書いた。私の中ではまだまだ風化していないことなのだ。☆南条あやさんとはWikipediaより引用南条あや - Wikipedia南条 あや(なんじょう あや、HN(ハンドルネーム)1980年8月13日 -…

「I miss you 夜話」

遠い昔に失った人の話。彼にもう一度会えないかな。彼は人前に出るのは向いていない人間だった。彼は、他の人より精神的持久走がなく、闇の世界に逃げ込む癖があった。また、体も丈夫な方ではなかった。そのため彼は戯け者を演じ、何も分からないようにして…

「感情表現、人間愛」

言葉を並べて、感情を表現する。ありふれた言葉の羅列で、自分の感情を表すことができる。それが、人間の世界でいう意思表示だ。人間には、いろいろな種類がある。言葉の羅列が少ないが、感情を表現できる人。そもそも、表現することを諦めている人。言葉の…

「不器用な猫たち」

彼女は部活を終え、帰り支度をしていた。 ふと、部員の1人は彼女に向かってこのように言った。 「あなたっていつも人の心が読めていないよね。やってることが空回りしている」 彼女は、その事実を知っていた。人一倍努力しているつもりだった。 「あなたは…

「冬に出会った人」

昔の話。冬にあったこと。当時、私は慢性的に寂しさを感じていた。そのため、Twitterで出会い厨のような活動をしていた。知らない人をフォローし、無駄に絡むという。その中で、とても意気投合する人物がいた。その人物は男性で、私より少し年上であった。彼…

「論理的思考至上主義」

先日、私は進学ハイパー講座というものを受講した。それは、各学校から、進学意欲が高い生徒を集め、国、数、英を勉強をするという企画であった。私は、成績優秀でもないし、進学意欲が高い訳でもない。しかし、私の友達がその講座を受講したいと言ったので…

「5月病で悩む鈴木」

5月に入って、10日程が過ぎた。5月と言えば、5月病と言うものがあるそうだ。私が聞いた話では大体この様なことを言っていた。・春(4月)に新しい集団になり、新しいキャラクターを演じる。4月の内はそのキャラになりきることを楽しむのだが、5月の始めのゴー…

「少女の記憶」(連作な歌)

今回は、形式を変えて見ました。連作短歌というものです。現代文ですが。ある、少女だったものの記憶。追いかける過去のパネルを心のために追いついた時翼が生える翼生やし少女は夢を描き始める実現せずに消え失せ泣く新しい世界ににて少女は歓喜をあげる分…

「安直な言葉にも優しさがあり」

好きなアイドルグループの曲を聞いていた時のこと。普段は、曲自体の意味は考えておらず、可愛らしい高音の声に癒されているのだが、その時はたまたま1つのフレーズが頭に残った。「この先、大丈夫かなぁ〜?」「みんながいるから大丈夫。楽しいし」なんて安…

「人々の記憶」

最近、遺品整理屋さんの書いた本を読んだ。孤独死とか、自殺とか、生きることについて考えていた。その時、思いついた話。私はこの世界で、「記憶の箱」になりたい。それはなぜか。人間が生き続けていてほしいからだ。人間には2回死がある。1回目は、肉体の…

東京に滞在して思ったこと

今日、思ったこと。「私って、都会の濁った空気が好きなのではないか?」と。確かに、都会の濁った空気にはいろいろな気持ちが混ざっていて面白い。排他的なのだけど、人を求めてやまない人間たち。自分はできると思い込んで、虚構の世界に立つ人間たち。私…

南条あやさん

今日、3月30日はある人物の命日なのだが分かるだろうか?若い世代は知らない人が多いと思うが、今日は南条あやさんの命日だ。彼女は1999年3月30日に亡くなった。18歳の若さで。そのような経緯で今日は、南条あや氏の追悼特集をしたいと思う。南条あや氏とは…

「アイデンティティーの確立」

よく私は日常生活で「アイデンティティーの確立」という単語を聞く。私にとってはそれは日常で、何の疑問も持たないのだが、一般的にはあまり使わない言葉らしい。ということで私なりの「アイデンティティーの確立」の話をしよう。強引すぎるかもしれないが…

「世の中には知るべきでないことがあるのです」

私が闇の世界の底にいた時のこと。「世の中には、知るべきではないことがあるのです」と、彼女は言った。私はその言葉を信じずに、たくさんの世界に手を出した。しかし、彼女の言葉は私に牙をむいて現実となった……。「自分を大切にできない人は、他人を大切…

「歴史は繰り返される」

先日、私は南条あやさんの日記を久し振りに読み返していた。考えることがたくさんあったので、個人的に思った事を記事にしてみる。南条さんが遺した膨大な日記を分析してみた。会った事もないので、完全なる予想だが、彼女の心はとても細く、そして繊細で美…