領域(架空領域)

彼らはいつかは光り輝くだろうし、私はもう大丈夫だから

年度末、埋められたものがまた新しく切り替わるための準備期間。数字としては、年末年始というのも切り替わったといえるが、3月から4月になる方が今のことから別のものに移動している感じがする。年度末に考えることが多くなったのはいつ頃からだろうか。子…

銀河の淵

安酒を呷って少しだけ夢を見た。 昔のことが入り乱れるのはいつものこと。そういうのに注視する必要はない。普段と違うところを探さないといけない。何がいつもの夢と違うのか。僕は海を泳ぐ。しばらくすると、意識がブラックアウトしていくのがよく分かる。…

おめでたい脳と断片

人それぞれの人生があるというけれども、それはそれでよく分からなかった。 先日、5年振りに遠目で様々な方に再会した。イメージと変わらない人や、すごく変わった方。話しかけていない人が大半なので、ガラッと変わった人には気づけていないのだろう。 彼の…

領域の〆 forget-me-not

もし、また貴女に軍配が上がりそうというなら、存分にやればいい。 海は遠く、そのうちには干上がってしまう。傍観するだけ、っていうのは嫌だろう。私は動けず、死んでいくのをただただ感じてくしかない。 貴女は私と違って動けるのだから、海から抗って、…

結局、それは何者だったんですか?

人の記憶は「領域」という言葉に置き換えられるのではないかと思っている。 何年もぐだぐだと「領域」と称した話を書き綴っているけれども、それは人の記憶に固執しているだけのことである。 ある記憶を個人の課題にするのではなく、他の人にも話したいと思…

領域外伝

yumecordcore.hatenadiary.jp yumecordcore.hatenadiary.jp ー人にとって書く行為というのは精神の安定のためにあるのかもしれない。 そんなことは昔から言われていて、特に目新しいことではない。心理学的にもちゃんと立証されている。ストレスとの向き合い…

領域b

yumecordcore.hatenadiary.jp 領域aの件から、随分と時は流れた。彼女は現世に存在はしていた。それが嬉しいことなのか、悲しいことなのかは分からない。誰も評価することはできないのだ。それは、誰も興味を示さない事案であるということを暗に示してる。便…

「領域a」

ここ数日、頭が割れるように痛い。「割れる」という表現は少々、オーバーであるが、彼女にとって、数日に渡っての頭痛というのは経験したことがなかった。そのため、少々オーバーな表現をした。彼女の頭痛の原因など分かりきっているのに。あの日のままで変…