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「安心した空間創り」

エッセイ

何か新しいことを始める時、皆様はどんなことを考えているだろうか。成功したときの報酬を思い浮かべるだろうか。それとも、好きな人のことでも考えるのだろうか。人をそれぞれだと思う。

私は、気持ちが一番安定していた時を思い出す。私の中で安定とは、帰れる空間がある時だ。

何か新しいことを始めようとなった時、帰れる場所というのは大切なのではないだろうか。失敗しても戻ってこれる、奈落の底に落ちたりはしないという安心感だ。ただ、それは甘ったるい、本気で挑戦していないのかと思われる方もいるだろう。帰れる場所があったら、甘えてしまうのではないかと。けれども、私は帰れる場所って大切だと思う。ただ、ただ、甘ったるい居場所を求めている訳ではない。厳しさもあるが、言いたいことは、ちゃんと言える居場所があればいいと思うのだ。何かあって戻って来たときに、味方がまだいるんだなぁと思える空間であればいいのだ。別に、優しい言葉をかけて欲しい訳ではない。ただ、くつろげる空間があればいいのだ。


私は、長い間、様々な空間を歩き回って来たと思う。それは、今後も変わらないであろう。私は、放浪の人生を歩みたいから、誰かのところで、束縛されたり、止まったりはしない。(だから、生涯の伴侶は探さないと思う)だが、その旅の間に、どこかに停留したり、本拠地というか、いつでも戻れるスタート地点は創ったりしている。道標のようなものだ。

私は、非日常が好きだ。だから、いつでも刺激を求めているし、探索したりしている。しかし、非日常と同じくらい、日常というものも大切だと思う。変化のない、代わり映えのない毎日があるのも、いいのではないだろうか。味気ないと思っていたのだが、味気なさがあってからこそ、非日常を求められるのではないかと。戻れると分かっているから、どんなことにでも飛び出して行けるような気がするのだ。絶対大丈夫だと思えるからこそ、どんなものでも構えられるというか。それは、自分から飛び出した場合だけではない。望んではいない、突然降りかかった非日常でもある程度の対処ができると思う。ゆとりがあるというか、なんとかできる自信があるというか。


これらは、何でそう思ったか上手く説明ができないのだけど、最近こんな考えでいるのだ。