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節分

季節の節目、立春という日で、縁起物を食べる日、ということらしいが、最近は商戦のために利用されている日というイメージしかない。スーパーに行けば、節分とバレンタインのPOPや特設コーナーに目が行く。日付がすぎれば、半額コーナー行く商品。まあ、バレンタインの商品はラベルを貼り替えれば、ホワイトデーにも使いまわしできるけど。でも、節分の商品は、日付が過ぎたら、半額コーナーに行くしかない。目立っているのはほんのひとときだけ。行事は人の都合で遊ばれている。
最近は、コンビニの自爆営業というのがあるらしい。店舗ごとに商品を売る数が決まっていて、売れなかったら従業員が自費で買い取ると。節分もそんなイベントだ。恵方巻きを決められた数、売らなきゃいけないと。恵方巻なんて、半分以上受注生産にして、少し店舗に並べればいいだけの話なのに。大体、雰囲気に流されて買う人間に、恵方巻を食べる意味なんて分かっているのだろうか。そういう日だから食べる、そんなのに意味はあるのか。


意味も分からず、恵方巻を食べ、豆まきをする。「鬼はー外、福はー内」なんていいながら。地域によっては落花生を撒くところもあるらしい。ただ、なんとなく「鬼はー外」なんて、言われている鬼はかわいそうだ。誰もが、心の中に鬼を飼っているというのに。だから、私は節分の豆まきの際、このように言う。「福はー内、鬼もー内」と。