沈めて戻れないくらいどうか走って

今週のお題「星に願いを」

 

普段は小説もどき謎エッセイ(ポエム)みたいな、まあ痛い記事を書いているのですが、たまにはお題にも触れていきたいと思います。軽いノリで読んでいただけたらなぁと。

 

公式的には「七夕」のことを書いてほしいという意図でお題を出したんでしょうが、「星に願いを」という単語を聞いて真っ先に思ったのが、同名のCoccoの曲でした。Coccoは好きな曲が多すぎて、どの曲が好きとか選べないくらい全体的に聞いているんですが、今回は「星に願いを」について触れていきたいと思います。

 

どの曲が好きか選べないなんて言う話を先ほどしましたが、結構好きなほうの曲ではあると思います。ヒトカラなら確実に選ぶでしょう。曲終盤に、

 わたしは

置き去りにされていくのだから

沈めて戻れないくらいどうか走って

 という歌詞があるんですが、その部分がすごく好きで、今回タイトルにも使わせていただきました。実際にあった事案と重ねるとなんとも言えない気持ちになるのです。まあ、理解なんてしてないんでしょうが。彼女の曲は難解なものが多いです。(抽象表現が多いですし)

 

(歌詞の考察)

「わたし」と「血飲み子ちゃん」と「あなた」がいて「わたし」は「血飲み子ちゃん」を弱いととらえているんだろうなって思います。ただ、弱いととらえていても否定しているわけではなく、ある意味では賢い存在だと思っているような気もします。「あなた」がどういう人物かがわからないですが、火を焚きつけるのが好きな感じの人なんだろうかと考えました。「わたし」のまわりには「わたし」を搾取しようとする「血飲み子ちゃん」と「あなた」がいて、「血飲み子ちゃん」については、ばかばかしいと感じることができているけれども、「あなた」については好きで好きでたまらないんだろうなあって感じがあります。

星に願って叶わなかった「わたし」の話ではあるけど、願うことを否定しているわけではないような。全ての願いが消えてしまえばいいっていう願いがあって、燃え続けてる感じです。全てが消えると暗闇になり、それで終わりだと。でも、もし「あなた」と関われるならそれに越したことはないって感じ。

 

考察を書くのって難しいですね。途中で何を書いてるのかわからなくなりつつありました。難しかったです。気が乗ったら他の曲も書いてみたいなぁと思います。

 

ooの願いは果たして叶うんでしょうか

 

Cocco - 星に願いを 【VIDEO CLIP SHORT】 - YouTube