底に沈めて見えないほどの

いつも通り集会所に行くと、心地よいキーボードの操作音が聞こえる。部屋の管理人の音だ。管理人は何を仕事にしているかはよく知らないけど、事務職をしつつ、悪い社会と戦っていると噂では聞く。私はそんな管理人を尊敬している。 集会所には、本棚に詰め込…

ごとーさんのこと

ある活動家に恋をしました。 彼は一回り、いや二回りも離れていた大きな存在でした。ぼんやりしているところもあったけど、どこかに納得させる大きい背中がいつも私の前にはあったのです。 彼は寡黙な人でした。おそらくですが、彼は見かけより小さい存在で…

最近購入したもの

最近、レトロゲームに興味を持ち始めました。最近ということでもないのですが、いろいろなものをコツコツ買い集めています。今のところ使える状態の機体は、wiiとps、ps2、DS lite、3DSくらいしかないのですが、今後なんとかしていきたいところです。 それ…

夏祭り

私にとって最も重要な夏祭りといえば、日本一やかましい祭とも言われている石取祭だ。今年もその季節がやってきて祭車をぼーっと眺めた。この祭は何時にやっている、とかそういう概念はあるといえばあるのだけど、基本、神様の前で各地区が発表するまでは、…

お話、お話の始まりと終わり

爽やかな気持ちも、穏やかな心もそれは全て見せかけだった。本当は起こってもないことを感じ取っていたか、まわりに絆されただけか。おそらく絆されていたのだろう。周りの優しさ、生ぬるさ、それが物語を捨てさせようとしていた。 幸せな人生を選択するなら…

おもちゃ箱

今週のお題「わたしのインターネット歴」 久しぶりに電子に溶ける夢を見た。 連日の暑さが原因であろうか。いや、他にも思い当たる節はあるが、それを肯定する気にはならない。 今週のお題は「わたしのインターネット歴」だそうだ。インターネットといえば、…

彼だけの守護天使

もし彼らの前に神様が現れたら、人はどのような行動を取るのだろうか? 神、というのが何かはよく分からないが、それはどんな姿をしているのかは気になったりもする。神というくらいだから、素晴らしく美しい姿でもしているのだろうか。神様、というのは偽物…

光芒

断片的な話。 死者も生者も誰のことも救いたくはないが、僕は勝手に救われてしまったのかもしれない。ある作品によって。作品を創った人は既に死んだ人であるし、そもそも作品が作られた頃、僕はまだ生まれてもいなかった。ひょんなことから、その作品群に触…