鈴木の本棚

今週のお題「わたしの本棚」

 私の本棚は、基本的にライトノベルと、コミックと、専門書で構成されている。各分野ごとにお気に入りの本を紹介していきたいと思う。

 

☆ライトノベル 

 好きなライトノベル作家として、綾里けいし氏と、甲田学人氏と、杉井光氏が挙げられる。

 綾里けいし氏は、B.A.D.シリーズや、アリストクライシ(全3巻)を書いてきた人である。B.A.D. の1話が、簡単に要約すると、空から子宮が落ちてくるーという感じが非常に気に入った。ホラー小説であるが、耐性のある人はぜひ読んでいただきたい。

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 甲田学人氏は、missingや、断章のグリムシリーズを書いてきた人である。断章のグリムは、今まで読んだ中で1番ホラーだなと思った。怖すぎて歯ぎしりしながら読んだ巻もあった。グリム童話の悪夢に巻き込まれるという感じの話だ。また、断章のグリムには番外編として、時槻風乃と黒い童話の夜というシリーズもある。こちらはホラー要素控えめで読みやすい感じになっているので、そちらもぜひ。

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時槻風乃と黒い童話の夜【電子書籍】[ 甲田 学人 ]

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 杉井光氏は、たくさんの作品を出しているが、私は特に神様のメモ帳が好きだ。神様のメモ帳はアニメ化した。ニート探偵と、ニート達と、やる気のない高校生をめぐった話である。ライトノベルには珍しく、現代社会の問題について触れているところもあり、興味深い。

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 彼をライトノベル作家として扱って良いのか分からないが、私の創作活動のきっかけになった作品を紹介する。それは、cutlass氏のNOeSISだ。最初はフリーノベルゲームとして登場し、非常に人気が出た。いつの間にか、ノベライズ、コミック化、ドラマCD化を経て、声優付きの新ノベルゲームとして再登場した。私は、中学3年の時に、NOeSISに出会い、衝撃を受けた。夢中でゲームを進め、自分も同人でゲームを作りたいなと思うようになっていった。そこで、ゲームのシナリオを書いたのだが、創作活動のスタートなのだ。結局、ゲーム作りは断念し、同人小説家として活躍したいと思うようになったが、いつかはゲームを作りたいと思っている。

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☆コミック

ローゼンメイデンがとても好きだ。なんで好きなのかはよく分からないのだけど、コミックの中では1番たくさん買い集めた気がする。

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度々読み返すコミックとして、NHKにようこそと、女医レイカがある。NHKにようこそは引きこもりの主人公が、様々なことに巻き込まれる話である。マルチ講に引っかかったり、自殺ツアーに巻き込まれたり、ちょっと変わった女の子と関わったり。とても鬱な作品だが、考えることの多い作品である。女医レイカは、クールな精神科医の話である。ネットのアプリで読み始めたが、とても面白かった。10年以上前の作品になるので、古い所もあるが、非常に興味深い作品であった。今、古本屋を回って買い集めている。

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☆専門書

 心理学系統や、精神疾患系の専門書を読むことが多いが、特に読みやすい作者を紹介したい。

 松本俊彦氏の書籍は全体的に読みやすい。彼は、アディクションや、自殺予防のことが専門である。専門書というと堅苦しいイメージがあるが、割と読みやすいのでその分野に少しでも興味があれば読むことをおすすめする。

 また、斎藤環氏の書籍も読みやすい。よくメディアに出でいる方なので、知っている人もいるかもしれない。彼は、若者文化に非常に詳しい。また最近はオープンダイアローグについての書籍も出版されている。オープンダイアローグは、フィンランド発の、統合失調症に対する、対処方である。対話によって、回復を目指すという、すごい方法である。こちらもぜひぜひ。

自傷行為の理解と援助 「故意に自分の健康を害する」若者たち [ 松本俊彦 ]

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承認をめぐる病 (ちくま文庫) [ 斎藤 環 ]

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☆番外(短歌)

 短歌など、あまり読んだことがなかったのだが、新聞にある女性のことが連載されており、非常に興味を持った。それは、セーラ服歌人鳥居だ。鳥居さんは、目の前で母親を自殺でなくし、児童養護施設で、虐待され、学校にもろくに通うことができなかった。拾った新聞で文字を覚え、短歌に出会ったそうだ。私が、彼女のことを説明すると、どうも上手くできる気がしないので、ぜひ彼女の歌集を読んでいただきたい。歌集のタイトルは、「キリンの子」という。私は、彼女の短歌に非常に衝撃を受けた。

キリンの子 鳥居歌集 [ 鳥居 ]

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