祭事と船舶

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大変お久しぶりです。鈴木夢眠です。

せっかく自粛期間中にはてなブログproの2年契約をしたというのに、書くことが思いつかず放置されていました。Twitterでは浮上しておりましたが……。そもそも前回の記事も5月に更新されているといえども2〜3月に書いた内容をまとめたものだったので、ブログを書くのは本当に久しぶりです。

その間に色々と暗い話もありましたし、明るい話もあったなあと思います。空いていた期間に万年筆にハマりまして、手書きではちょくちょく日記を書いたりしてました。かなりそのまま書いているので電子には公開できそうにない話ばかりですが。電子の画面を前にした時と、紙とペンを前にした時、かなり文の感じが違うと言われることが多いです。電子的なものにおいては趣味や創作の文章はぼんやりとした表現や遠回りな書き方が好きです。一方、紙を前にした時は案外すんなり気持ちをそのまま書いてしまうことが多いです。読んだ人の感想では分かりやすいし、読みやすくてよいという感想でした。この名義においては、分かりやすさってあんまり必要ないんですけどね……。

近況的な話はまあ前述の通りです。なんでもない日にわざわざブログに戻ってきたのでTwitterには叩けなさそうな話をしに参ったわけです。少し言い方は悪いですが……。それでは少し語ることにします。

 

・祭りの失敗

あるプロジェクトが失敗した。失敗して悲しい、そんなところの騒ぎではなかった。成功するイメージはうまく思い描けていなかったが、それに対して預けていたものが大きく、見なくてよいことを直視してしまった。たまにではあるが、見ない方がよかった事案にしっかりと目線があってしまいダイレクトに脳に語りかけてくるような体験をすることがある。それがそのプロジェクトでは頻繁していた。疲労にまみれていた、だからこそ、プロジェクトは成功させたかった。

プロジェクトの失敗理由は外的要因である。内的要因であれば諦めのつく、いやつかないけどまだ納得はいく。しかし、外的要因というのは本当に辛い。多分数年はその事を夢に見るのだろうと思う。

 

・祝うために船舶を

彼らに気付いてもらおうとして船を出す予定だった。しかし、それはうまくいかなかった。通常とは違うオペレーションに慣れず、座礁してしまった。いや、建設はできていたけれど、それに乗り込む身体がなかった。ふさわしい飾りを探すことができなかった。存在する飾りに対応する言葉を紡ぐにはあまりにも時間が少なく、かといって妥協もできなかった。意図的に座礁させたといってもよい。

少し見てもらいたいからって気を張りすぎた。彼らが誰だったか、なんてとっくに忘れたのに。亡霊のようにその思想はつきまとう。物語を通さなくてももう会える関係だというのにね。

 

 

もう年の瀬なんですね、良き歳末をお過ごしください。